ストレスが便秘の原因に

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ストレスによる自律神経の乱れが腸の停滞を招き、悪玉菌を増殖させる

ストレスが腸の動きを停滞させ便秘の原因にもなる

ストレスが腸を停滞させ、便秘の原因になることは、珍しくありません。

便秘は悪玉菌の増殖を促し、腸内フローラのバランスを崩すことにつながります。

腸は想像以上にデリケートでストレスにすぐ反応してしまうのです。

便秘になる原因は、食事や不規則な生活、ストレス、運動不足など様々ですが、
ストレスは食べ物と並んで便秘の2大要因といわれています。

食べ物に気を使い、運動もしているのに、便秘が改善されない場合は、
ストレスが便秘の原因になっている可能性が高い
と考えられます。

 

腸の蠕動運動を支配しているのは、意思とは無関係に呼吸や鼓動、体温の調整、
血液循環などを調整している自律神経のうち、リラックスモードに導く、副交感神経です。

そして、脳と腸の神経細胞は神経線維で密接につながっており、お互いに情報交換しながら
連動しているのです

リラックスして副交感神経が優位になると腸の運動は活発になり、興奮したり、緊張すると、
交感神経か高まり、腸の運動は低下してしまうのです

旅行に行くと便秘になったり、自宅のトイレ以外ではなかなか排便できないという場合も
緊張によって交感神経を高め、腸の動きを悪くしているためです。

最近では、ストレス型の便秘といわれる過敏性腸症候群の方が増えているといわれます。

過敏性腸症候群の症状はコロコロ便の便秘や下痢、または自律神経バランスの乱れにより
便秘と下痢を繰り返すケースも少なくないようです。

つまり、ストレスを感じると腸の働きが低下して、便も滞留し、悪玉菌の増殖を促してしまうのです。

そして、悪玉菌優勢の腸内では、善玉菌も活性化できず、腸の蠕動運度を刺激する
乳酸や酢酸を作り出せないので、さらに腸の運動は低下するという悪循環も起こります。

さらに、極度の緊張を強いられるレンジャー部隊の隊員や宇宙飛行士などは、訓練後や飛行中、
着陸時などに急激に悪玉菌が増殖し、腸内細菌バランスが変化したという調査報告など、
ストレスが腸を刺激し、悪玉菌増殖を直接的に促したと考えられる事例もあります。

ストレスを受けるとカテコラミンという神経伝達物質が分泌され、腸内の悪玉菌が増殖が促された
という実験結果もあるようです。

ストレス対策が善玉菌を増やすポイントに

ストレス解消が腸内フローラのバランスを改善する

このように、ストレスは腸の運動や腸内フローラのバランスに大きな影響を及ぼしますので、
ストレス対策が、便秘や免疫力低下を防ぐことにつながるといえるでしょう。

 

ただ、現実には経済的問題や人間関係、過労によるストレスをコントロールし、解消するのは
至難の技ですので、ストレス解消のために、出来ることを試し、ストレスを如何にして和らげるか
を工夫してみてはいかがでしょう。

 

以下、簡単に出来るストレス解消法や副交感神経を高める方法を紹介しますので参考にしてください。

 

  • ゆっくりと入浴(半身浴が◎。熱いお湯は交感神経を高めるので注意)

    38〜40℃のお湯にゆっくり入り、リラックスすることは、ストレス対策になるばかりでなく、

    腹部を暖めて血行を良くすることで、腸の働きも良くしますのでおすすめです。

     

  • 適度な運動

    過度な運動は交感神経を刺激して高めますが、ウォーキングやラジオ体操などの適度な
    運動は副交感神経を高めます。ネットや書籍で自律神経を整えるストレッチやマッサージも
    数多く紹介されていますので試してみるのもいいでしょう。 

     

  • 癒しを感じる音楽

    特に就寝前に癒しを感じるスローテンポな音楽を聴くリラックスタイムを設けると、
    就寝中の副交感神経をスムーズに高めてくれます。

     

  • アロマテラピー

    就寝前に癒し効果のあるアロマポットの利用やアロマ入浴でリラックスするのもいいでしょう。

    ペパーミントやシナモン、タイム、ラベンダー、ローズマリーなど、エッセンシャルオイルの中には、
    腸の働きを高めるものもあるようです。

     

  • 楽しかったことを思い出す

    静かな部屋で、目を閉じて楽しかった思い出を回想し、幸せな気持ちになると、
    副交感神経が優位になるそうです。ちなみに、口角を上げ、作り笑いをするだけでも
    副交感神経の働きは高まるそうですので、試してください。

     

  • 深呼吸

    息を吸う時間の倍の時間をかけて息を吐く深呼吸が副交感神経を高めてくれます。

     

  • ビタミンCを摂る

    ビタミンCはストレスによって大量に消費されますので、補給することは大切です。

    また、ビタミンC(アスコルビン酸)は乳酸菌の餌となり、腸内環境も整えます。

    硬い便を柔らかくする効果も。

 

その他、趣味をみつけるなど、良好な腸内細菌バランスを保ち、お腹の健康を維持するためにも、
実践可能な自分なりのストレス解消法を見つけてください。

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