LGG乳酸菌の特徴と効果

アトピー予防など新たな乳酸菌の可能性を示したプロバイオティクス

LGG乳酸菌

ラクトバチルス(属)ラムノーサス(種)・GG

(Lactobacillus rhamnosus GG)

出典:LGGラボ.jp

LGG菌は1985年、米国タフツ大学(Tufts University)のゴルバッハ(Gorbach)教授と
ゴルディン(Goldin)教授により発見されました。

LGG菌の正式名称はLactobacillus rhamnosus GG(ラクトバチルス・ラムノーサス・GG)
ですが、このGGはGorbachとGoldin、発見者二人のの頭文字をとってつけられたものです。

2年後の1987年、フィンランドのバリオ社がLGG乳酸菌に注目し、研究開発の為に
ライセンスを取得。

利用契約できるのは1つの国で一企業のみ。

日本ではタカナシ乳業株式会社が契約しています。

LGG菌は胃酸や胆汁酸に負けずに生きたまま腸へ届き、長期間定着する強さが特徴。

他の乳酸菌と比較しても耐性は強く、有用なプロバイオティクスとして
腸内環境改善への貢献が期待できます。

定着力の強さの大きな理由が「線毛」。

フィンランドとオランダによる合同研究チームがこの線毛を発見しました。

線毛(Pili)はLGG乳酸菌の体表に生えている微細な毛。

この線毛があることで、腸の表面にしっかりと付着できると考えられています。

(実際にこの線毛を除去すると付着性が著しく低下することが分かっています)

ちなみに、線毛がある乳酸菌はLGG乳酸菌だけです。

LGG乳酸菌は線毛によって腸表面にしっかりと付着し、腸の中にある程度長く
留まることができるので「持続性乳酸菌」とも呼ばれています。

LGG乳酸菌の発見は1985年と比較的歴史が長く、注目度も高かったこともあり、
これまでに一般的となったものから、今後の可能性に期待が持てるものまで以下のように
様々な研究、報告があります。

  • 下痢や便秘の改善

    悪玉菌の減少やビフィズス菌の増加、便の状態が良くなるなど、
    様々な腸内環境改善効果が確認されています

  • 子どものアトピー性皮膚炎発症率低下

    妊婦(妊娠中〜産後半年)と産まれた赤ちゃんに与えることで、アトピー発症率を
    半減させたという実験結果があります。出産前からアトピーを予防する画期的な
    乳酸菌の発見に世界中の研究者の注目が集まりました。

  • インフルエンザや風邪の予防

    インフルエンザの症状軽減とウイルス数減少、風邪の予防効果などが確認されており、
    これらはLGGが免疫機能を活性化させた結果と考えられています。

  • 花粉症の鼻づまり軽減

    LGG乳酸菌とTMC0356菌の混合菌を10週間摂取したところ、花粉症の
    鼻づまりが改善のしたという結果が報告されています。

  • 体脂肪低下

    マウスの実験でLGG乳酸菌、TMC0409菌、TMC1543菌の3つの乳酸菌で
    発酵させた乳を与えたところ、体脂肪の低下と体重減少が確認されています。

    更に血中アディポネクチン量が増加し、脂肪細胞肥大化を抑制していることも
    分かってきています。

このように歴史がとてもが古いLGG菌は、世界で最も研究されている乳酸菌であり、
病気の予防効果など、新たなの腸内細菌の可能性の道を開いた乳酸菌ともいえるでしょう。

その注目度の高さから、LGG菌は実に40ヶ国で商品化されています。

LGG乳酸菌配合のヨーグルト

 タカナシヨーグルト「おなかへ GG!」

LGG菌配合のヨーグルトを販売しているのは、ライセンス契約しているタカナシ乳業のみです。

タカナシ乳業のおなかへGG!

タカナシヨーグルトおなかへ GG!は、100g当たりに生きたまま腸まで届くLGG菌が140億個以上含まれているトクホのヨーグルト。

ちなみにドリンクタイプのおなかへGG!は、1996年に乳酸菌として日本初のトクホ(特定保健用食品)を取得した飲むヨーグルトです。

 おなかへ GG!を食べた感想