あなたも腸ストレス便秘では?腸ヨガですっきり解消
ストレスと無縁ではいられない現代社会では腸もストレスの影響を受けています。
自律神経の乱れが原因で、ストレスを感じた腸は動きが鈍くなりますので、ストレスが便秘を引き起こす要因になることもあるのです。
そんな腸ストレスを腸ヨガで解消できる?頑固な便秘に悩む東尾理子と大石絵理が「腸を知って身体のお悩み解決SP」で腸ヨガに挑戦しました。
腸ストレスの原因は?
腸ストレスの原因は自律神経の乱れにあります。
自律神経は背骨を通って脳とつながり体全体を巡る神経。人間が無意識に行う、呼吸、血流、内臓を動かすといった活動を司っています。
自律神経は交感神経と副交感神経から成り、交感神経は内臓をコントロール、昼間活発に働く神経、一方副交感神経は交感神経の興奮状態を抑制し、安静時に活発になります。
そして、自律神経は交感神経と副交感神経のバランスが1:1の割合で活動している状態が理想的だといわれています。
腸の活動では交感神経が優位になると腸が緩み、副交感神経が優位になると腸が縮む為、両者のバランスが同じでないときちんと動かないということになるのです。
つまり自律神経の乱れは腸の働きを乱し、便秘を引き起こす原因となるというわけです。食べ物や運動、睡眠等の生活習慣だけでなく、自律神経の乱れが便秘の原因になるとはちょっとびっくり。
腸ストレスは便秘解消のキーワードの一つですね。
東尾理子と大石絵理の腸CTがスゴいことに
東尾理子と大石絵理は共に頑固な便秘に悩んでおり、東尾はアスリートなのに便秘歴25年!大石絵理は毎日下剤6錠が手放せない、筋金入りの便秘症状。
その上、東尾は便秘知らずの夫、石田純一に言われる言葉がストレスといい、大石は便秘が気になりすぎて毎晩夜中に目が覚めるという。
二人とも自律神経のバランスが相当乱れており、交感神経が副交感神経の数倍優位に働いているということが分かりました。
これでは便秘にますます拍車がかかるだけと小林弘幸教授に指摘されました。
では一体どうすれば腸ストレスが原因の便秘を解消することができるのでしょうか。小林教授と奥様の小林暁子ドクターがおすすめするのは腸ヨガでした。
腸ヨガで腸ストレス便秘を解消
腸ヨガとはお腹の周りを刺激するポーズで腸の動きを助け、活発にし、ヨガ特有のゆったりとした動きと呼吸で自律神経を整えていきます。
今回腸ヨガを教えてくれるのがヨガインストラクター大友麻子さん。
Yoga Studio Tokyo主宰のカリスマヨガトレーナーとして有名なかた。shihoさんら、数多くの芸能人も大友さんに教わっています。
今回は夜寝る前に2ポーズ、朝起きて2ポーズ、合計4ポーズで腸ストレスと便秘解消を目指します。
小林暁子ドクターによれば、便秘解消や腸の為にどんな運動をしたらよいか?と患者さんから質問されるそうですが、ここで紹介する腸ヨガはあらゆる年代の人が安心して確実に自律神経のバランスを整えることができる、腸のどこに効くかしっかり確立したヨガなので是非試して欲しいとのこと。期待できそうですね。
腸ヨガのやり方
始める前に呼吸法。鼻から息を吸って、口からはーっと声を出して吐くこと。冷たい手を温める時に吐くようなイメージ。
吐ききるとか、苦しくても頑張るとかそういう無理はせず、あくまでも自然にできるところまで吐けばよいそうです。
夜のポーズは日中の興奮状態にある交感神経を鎮め、腸のポジションを整えます。朝のポーズは睡眠中に鎮まった交感神経を高め、腸に刺激を与えて排便を促します。
夜のポーズ 猫のポーズ
猫のポーズは下がりやすい腸のポジションを整える効果があります。
よつんばいになり、膝は肩幅ほどに開く。
両手を前に伸ばし、頭を下げて床におでこをつけます。
この体勢で5回呼吸。腸が上がってくるような感覚を意識しましょう。
夜のポーズ バッタのジャンプ
うつ伏せになり、両手を背中側で組み、肩と足をのけぞらせるように上げ、このまま5回呼吸。
お腹を重心に据えることで腸を圧迫しているような感覚を意識します。
呼吸が終わったら手をほどいてリラックス。
(腸に負荷をかけてから緩めることで自律神経のバランスを整える訓練になる)
朝のポーズ マーメイドのポーズ
横向きに寝て下側の腕を伸ばして頭を乗せたら、お尻と内ももの筋肉を締めながら、揃えたままの両足を上げる。
脇腹に効いてるなと感じるところ迄足を上げる。
そのまま5回呼吸する。反対側も同様に。
(お尻周りの締め付けは骨盤底筋群を刺激し、直腸にある便を押し出すのに効果的。又、力を入れることで寝ぼけた体を目覚めさせ交感神経を高める効果がある)
朝のポーズ ヨットのポーズ
足を伸ばして座り左膝を立てます。
上半身を左側に捻って右ひじを左膝にひっかけながら5回呼吸します。
反対側も同様に。
(腰骨あたりは便の詰まりやすいポイント。腰を捻って腸のねじれを解消し、便を通りやすくします)
こんな感じのポーズです↓
東尾理子と大石絵理は二人とも、朝晩2週間取り組むことに。
すると東尾は二日目の朝ポーズ後に、大石は二日目の夜ポーズ後に早速お通じがあり、かなり期待できそうな気配。とにかく2週間頑張ります。
腸ヨガで便秘解消できたのか?
腸ヨガを朝晩やって2週間、再度東尾理子と大石絵理が腸のCTを撮影したところ、かなりの改善が見られて、小林教授も驚く程の結果が得られました。
小林教授の解説によると、大腸は体内の4カ所で固定されているが、他は固定されていないので動きます。便秘の人の腸は
- 上行結腸に便がたまりやすく腸が拡張する
- 横行結腸が落ち込み、落下腸となる
- 腸が複雑にねじれている
という特徴があるのですが、特に大石絵理は2週間の腸ヨガで、上行結腸が細くなり、落下腸が軽減し、ねじれ腸がほぐれるという劇的な改善が見られました。
更に二人とも、交感神経と副交感神経のバランスが整ったことも判明。朝晩2分ずつの腸ヨガで劇的に便秘が改善したのは見ている方も驚きでした。
とても簡単、誰でも頑張らずにできるポーズなので、絶対試す価値があります。
不思議に思うのは、東尾理子はプロゴルファーとして活躍していた期間も便秘だったということ。
あれだけクラブを振って腰回りをひねる、ねじる、歩くといった動作をアスリートとしてこなしていたのに。それがこのような朝晩2分程度のヨガでお通じが来るなんて。
動きに加えて呼吸方法もいいのでしょうね。
大事なのは声をだしてはーっとリラックスするということだと思います。今まで色々試しても便秘が改善しない人は是非やってみてはいかが。
ちなみに、管理人も早速やってみたところ、驚くべき事に二日目は朝食後と昼食後にお通じアリ!腸ヨガ継続のモチベーションがハンパなく上がっています。