お口の中にも口腔内フローラが!口腔ケアと腸内環境の関係

口腔ケアが腸活にもつながる

口腔環境って実は腸内環境にもかなり影響を与えているんです。

腸内フローラの細菌バランスを改善したい、便秘を治したいという場合、腸そのものに注目し、食べ物やサプリメント、運動などに気をつけますよね。

でも腸だけでなく、口腔内には腸内同様に口腔内細菌が数百種類、100億以上存在し、腸内フローラのように口腔内フローラ(細菌叢)を形成しているのです。

当然、悪玉菌も善玉菌も存在しています。

人間の腸は他の臓器と異なり、口から外界と直接つながっている部分でもあります。

実際、口から肛門迄を川に例えれば上流である「口腔内」が不衛生で雑菌が繁殖していれば、飲み込んでその菌が腸へ届いてしまい、腸内細菌叢のバランスに影響を与えたり、アレルギーの原因になったりすることもあるのです。

また、口腔内細菌だけでなく、虫歯や歯周病、歯肉炎といったトラブルも同様の影響を与えることがわかっています。

つまり、腸内環境を健全にしたいなら、口腔内(お口の中)の状態も健康にすることが重要だというわけです。

そこで大切になってくるのが口腔ケア。お口のケアというと、正しい歯みがきが一番にあげられますが、それだけではありません。

歯みがき以外にはどんなことが推奨されるでしょうか?

  • 唾液を出す

    唾液をたくさん出すことは口腔内のみならず全身の健康に非常に重要です。

    唾液の99.5%は水分ですが残りの0.5%は無機成分(ナトリウム、カリウム、炭酸水素、無機リン、カルシウム)、有機成分(アミラーゼ、IgA免疫物質、ラクトフェリン、リゾチーム・ラクトペルオキシターゼ、ムチン)が含まれており、口腔内の殺菌や消化吸収を助ける等の働きをしています。

    もしも唾液がなくなったら、食事をかんで飲み込むことも、しゃべることも相当困難になり、口臭も酷くなる等、想像出来ないほどの不自由さに驚くことになります。

    唾液をたくさん出す為には、酸っぱいものや苦いものを食べる、リラックスして食事をする、耳下腺を軽く刺激(なでる)等意識してみましょう。

  • 朝起きたら即歯磨き

    寝ている間に口腔内は雑菌が繁殖します。起きてそのまま飲食するとその雑菌を飲み込んでしまい、腸内環境にも悪影響が出ます。

    起きたら水を飲む前、いの一番に歯みがきの習慣をつけましょう。

  • 歯科医で定期的に検診を

    虫歯になってから通うのではなく、定期的に歯医者さんにチェックしてもらい、歯石除去等口腔内環境をよくしておくことが大事です。

口腔内の状態と腸内環境に関係があるということには驚きますが、両者を健全に保つことは全身の健康につながるということ。

便秘改善の為に腸活だけでなく「口活」にも気をつけたいものです。



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