風邪と腸内細菌の関係
風邪を引きやすい人とそうでもない人がいると感じることはありませんか?
実は腸内細菌と風邪のひきやすさには密接な関係があるのです。
風邪をひきやすい人は免疫力が低下しており、風邪をひきにくい人は免疫力が高いといわれます。
確かに免疫機能は私達の体を風邪やウィルスから守ってくれているのですが、では私達の免疫細胞はどこで作られ、強化されているのでしょうか?
実は免疫細胞はその30%は脳で作られ、70%が腸で作られています。
脳で作られるというのは自律神経の働きを意味します。
自律神経の働きが悪化すると風邪をひきやすく、体調を崩しやすくなります。
また腸の免疫機能は腸内細菌の働きによるもので、善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%のベストバランスをキープするとウィルスや細菌、ガン細胞などに対して対抗する力が強くなります。
(実際には腸内細菌がウィルスと戦うわけではなく、ウィルスと闘う菌を強くすることができるのですが。)
そのためには腸内環境を良好に整え、免疫力を上げていかなければなりません。
免疫力を上げるために普段から意識するべきこととは・・・
- 乳酸菌と食物繊維をしっかり食べる
- 乳酸菌のえさとなるオリゴ糖を食べる
- 適度に運動する
- 過度な潔癖を避ける
- 身体を冷やさない
- よく笑う
- しっかり眠る
なんだ、そんなことかと思った方がいるかもしれませんが、実は上記の当たり前なことが全部出来ている人って意外に少ないのです。
管理人も頭では理解していますが、毎日のこととなると、全部できてるとはとても言えないなあと思います。
手洗い、うがい等で菌を寄せ付けない努力も大事ですが、それ以上に腸内環境を良好に保ち、もし菌が侵入してきても跳ね返す強さを準備することは重要です。
便秘を軽視せず、快便を目指し、免疫力を上げてあなたの腸内フローラの細菌たちをベストバランスに保ち、風邪をひきにくい体を目指しましょう。
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