食中毒 予防

食中毒菌に対する抵抗力は腸内環境がポイントに

 現在も食中毒患者は減っていない

乳酸菌と食中毒にはどのような関係性があるでしょうか。

冷凍、冷蔵技術が発達し、一家に一台冷蔵庫がある現代では食中毒は減っているかと思いきや、実は50年以上に亘って食中毒患者は毎年25000人〜40000人発生し続けています

(厚生労働省医薬局食品保健部「食中毒統計」より)

現在でも食中毒患者は減っていない

1996年に「腸管出血性大腸菌O-157」による食中毒が社会問題となり、法定伝染病に指定されましたが、その後も食中毒患者は減っていない状況が続いているのです。

食中毒には毒性の強いきのこや、フグの毒等によるものもありますが、その多くは食中毒菌であるサルモネラ菌、腸炎ビブリオ病原性大腸菌、腸管出血性大腸菌O−157等によるものです。

食中毒の発症はその80%が飲食店で家庭内は20%とされますが、実際には届け出ていない、軽度の食中毒は家庭内で発症していると考えられています。

食中毒菌が繁殖している食べ物を口にして、下痢、腹痛、嘔吐、発熱等の症状が出る食中毒は乳幼児、高齢者、病中病後者などが発症すると、尿毒症や貧血等を併発して、命に関わることもあるので注意が必要です。

 食中毒を発症する人と発症しない人の違いは?

食中毒菌が繁殖していても、食べ物の風味は変わらないことが多い為、うっかり食べてしまい、発症するケースに多いのですが、同じものを食べても、発症する人としない人がいるのはなぜでしょうか。

食べた部分の菌の数や状態にもよるので一概には言えませんが、前述の通り、乳幼児や高齢者、病気や病み上がりの人は、より症状が悪化しやすいことからも、抵抗力が弱っている人は食中毒菌を体内で殺菌し、繁殖を抑制することができないと考えられます。

抵抗力が弱いというのは、体力が落ちている、疲労している、獲得免疫が少ない等に加えて、人間の最大の免疫器官である腸の働きが悪い、つまり腸内環境が悪いことがあげられます。

善玉菌優勢の腸内では食中毒菌が繁殖できない

腸内フローラの細菌バランスが整っている、つまり善玉菌優勢で、日和見菌も善玉菌に加勢しており、悪玉菌が抑制されている状態なら、腸内は酸性に保たれ、食中毒菌が繁殖しづらい環境になっています。

悪玉菌優勢の腸内では食中毒菌が繁殖しやすい

反対に悪玉菌優勢の場合は、腸内がアルカリ性に傾き、食中毒菌が繁殖しやすい為、食中毒の症状が悪化する危険性が高まります。

つまり、万が一食中毒菌を食べてしまっても、腸内環境が善玉菌優勢で酸性に保たれていれば食中毒を発症しづらく、元気でいられる可能性が高いということになるのです。

冷蔵庫が普及し、衛生状態、栄養状態が格段に良くなっているにも関わらず、50年間経っても食中毒を発症する患者が減らない理由は、現代人の腸内環境が改善されず、むしろ悪くなったことが、大きな原因の一つと考えられているのです。

食中毒を予防するためには食物の管理と体調管理が重要

食中毒細菌は低温(冷蔵庫程度)では繁殖しにくくなりますが、全滅するわけではありません。

O-157は少量でも発症することがあるので、冷蔵庫を過信せず、保存状態、消費期限等には注意が必要です。また加熱殺菌が有効ですので、食材の中迄しっかり火を通しましょう。

調理する人はよく手を洗い、包丁やまな板の清潔にも気をつけてください。

ただ、食品の管理、取り扱いをどんなに気をつけても完全に菌を排除することはできません。

しかし、人間には免疫力があり、粘膜や胃酸、腸内細菌の働き等によって、
ウィルスや細菌をブロックしたり、繁殖を抑制することができます。

腸内環境改善が食中毒防止のポイント

したがって、食中毒菌を食物に繁殖させない注意に加えて、免疫細胞の70%近くが集中している、腸内の環境を整え、免疫力を高めることが食中毒にならない為の重要なカギとなるのです。

乳酸菌を増やし酸性環境を作ることで、もし食中毒の菌が体内に入っても、繁殖を抑え、発症を軽く済ませることができるでしょう。

その為には、乳酸菌等が多い食物(ヨーグルトや納豆、味噌、ぬか漬け等の発酵食品)や乳酸菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖等を積極的にとって、腸内の善玉菌を増やし、育てて、善玉菌優勢の環境を作る食生活を心がけることがとても大切なのです。

食中毒の発症が減らないのは、日本人の食生活が欧米化し、腸内環境が悪化していることも原因の一つ。食事を見直し、便秘を解消し、腸をキレイにして免疫力を高めることが、食中毒を予防する対策になるでしょう。

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