プラズマ乳酸菌の威力についてどう思う?
一昨年、明治のR-1がインフルエンザに効く!という実験結果が発表されて、
ヨーグルト売り場から一時的にR-1が消えましたよね。
日本人は「コレがいいらしい」と聞くと、一斉にそればっかり食べたり飲んだり(笑)する
傾向が強いですから。
でも当時、R-1じゃなくても、乳酸菌をしっかり採り続けることが大事、
乳酸菌が腸内細菌のバランスをよくして、免疫力を向上させる!
とテレビでインタビューに答えてるお医者さんがいて、
ああ、別にR-1じゃなくてもオッケーなんだなと思った記憶があります。
さて、それを証明するかのようなニュースが。
今度はキリンの「プラズマ乳酸菌」。
東海大学とキリンの合同研究チームによる臨床実験では、冬にプラズマ乳酸菌を摂取
することでインフルエンザ感染予防やせき・のどの痛みを軽減する効果があったそう。
これまで乳酸菌には免疫機能を高めたり、アレルギーを改善する作用があるって
知られてましたが、こうやって実験して発表すると、説得力が増しますね。
キリンのプラズマ乳酸菌には体内に侵入したウィルスを見つけて退治する
免疫「プラズマサイトイド樹状細胞」に直接働きかける効果があるそう。
ちなみに、今回は
- 18歳から39歳までの657名を対象に
- 「プラズマ乳酸菌」が1000億個以上含んだカプセル50mgを毎日1錠ずつ投与する
グループと、乳酸菌を含まないカプセルを投与するグループに分けて - 12週間観察
という実験。
この12週間に風邪やインフルエンザにかかった人の数は
プラズマ飲んでる人が28.8%、飲んでない人は35.1%だったそう。
この数字だけ見ると、そんなに違わないじゃん、と思うけど・・・
せきやのどの痛み、さむけなどの自覚症状については、
乳酸菌を飲んでる人の方が重症な自覚があった人が少なかったそうです。
うーん、素人的には微妙な結果に聞こえますが。
だってR-1の時にはもっと劇的に数字が違ってたから。
ただ、いずれにしても、乳酸菌がウィルスやアレルギーにとてもよさそう
というのは改めてわかったわけですね。
今年の冬も、乳酸菌のアピールがすごくなりそうです。
(ところで、プラズマ乳酸菌って勝手につけたイメージ的なネーミングかと思ってたら、
そうじゃなくて免疫細胞の名前だったのね、そこにびっくりしました~)