抗生物質が腸内フローラーのバランスを崩す

抗生物質が腸内環境に及ぼす影響は?

風邪の季節。お医者さんで抗生物質を処方されること、よくありますね。

風邪の回復には必要ですが、実は抗生物質を飲む時、注意したいのが
腸との関係なんです。

抗生物質は病原菌を殺菌するのに効果を発揮しますが、同時に善玉菌である
乳酸菌などの腸内細菌も殺して、腸内フローラのバランスを崩してしまう可能性が高いのです。

抗生物質の服用で下痢をする人がいますが、これは腸内で菌が減り、
菌交代現象が起こり、悪玉菌が一気に優勢なった可能性を示しています。

場合によっては、それまでの善玉菌優勢な良い腸内環境から、急激に腸内細菌の
勢力図が変わり、悪玉菌優勢になってしまうこともありえます。

抗生物質を服用すると、便秘になる又は下痢になる人は、
お医者さんに、抗生物質に強い乳酸菌製剤(多剤耐性乳酸菌製剤)を一緒に
処方してくれるかどうか頼んでみるとよいでしょう。

乳酸菌製剤が処方されなくても、大切なことは、抗生物質を服用している時、
その後少なくとも2週間くらいは今まで以上に腸内環境を良くする食べ物を採ること。

ヨーグルトだけでなく、食物繊維や水分も多めにとり、善玉菌のエサとなる
オリゴ糖も十分に採り続けることです。

こういった積極的な対策が、抗生物質で一時的に悪玉菌優勢になった
腸内環境を出来る限り早く正常に戻す助けになるからです。

風邪の時は熱や他の症状で食欲も失せがちですが、腸内細菌叢の細菌バランス
を整えるための食べ物を忘れずにとって便秘や下痢を予防するようにしましょう。



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